校長室より

校 長 あ い さ つ

中道北小学校のホームページにお越しいただき,ありがとうございます。4月より校長として赴任しました,江頭 俊哉(えがしら しゅんや)と申します。よろしくお願いします。

本校は,明治6年の曽根村上曽根小学校,白井河原小学校から始まりました。その後,独立・統合・改名をしながら,昭和に入り,昭和22年柏小学校,昭和30年中道町立北小学校と校名を変更してきました。平成18年の甲府市と中道町の合併により,甲府市立中道北小学校に改名し,今に至っております。
また,校舎は,何度か校舎移転を繰り返し,昭和45年に,甲府市上曽根町3206-2番地にうつり,51年間,中道北地区の教育を支えました。一昨年の令和3年4月,リニア中央新幹線の軌道にあたるため,旧校舎より250m南西(甲府市上曽根町3368-36)に移転し,新校舎3年目となります。そして今年度,創立150周年を迎える歴史ある学校です。
また,本校は笛吹川に沿った周囲に果樹園や野菜畑などが広がる自然環境の豊かな地域にあります。周辺には,銚子塚や丸山古墳があり,県立考古博物館という古代の歴史に触れる拠点も地区内にあります。一方,中央自動車道甲府南インターチェンジも近く交通の便のよい場所でもあり,将来リニアが通るという新旧がクロスする地域であります。
さて,現在中道北小学校には146名の児童が在籍しています。学級は,各学年1学級と特別支援学級5学級の11学級です。
学校教育目標は,「いのち やさしく かしこく やりぬく子」をキャッチフレーズとし,
◯命を大切にする子ども
◯心豊かで思いやりのある子ども
◯よく考え工夫して学習する子ども
◯協力して最後までやりぬく子どもの
4つを据えております。
(詳しくは令和5年度 中道北小スクールプランをご覧ください。)

3年以上続いた新型コロナウィルス感染症に起因する様々な制約も,ようやく終わりが見えてきました。そして,学校生活もICT等を取り入れた学習活動へと転換している真っ只中です。しかし,今まで同様,学校教育は,家庭・地域からの信頼と連携なくして成果を期待することはできません。また,学校は学習権を保障する場です。子どもたちの存在は一人ひとりかけがえのないものだということを全ての教職員が意識し,一人ひとりに寄り添いながら,子どもたちの可能性を伸ばしていきたいと考えます。保護者や地域のみなさまに信頼され開かれた学校を目指し,全教職員が「チーム中北」を合い言葉に一丸となり,学校教育目標達成のために日々の実践を積み重ねていきたいと考えています。
今後何かとご協力いただくことが多いと存じますが,ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 甲府市立中道北小学校  校 長  江頭 俊哉